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zoom RSS 新年のご挨拶にかえまして

<<   作成日時 : 2010/01/14 22:13   >>

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 6 / トラックバック 0 / コメント 2

新年明けましておめでとうございます

昨年からこのブログを書き始めましたことで、

私自身も日本の歴史(特に近現代の軍事史)について、
これまでとは違った視点で見ることができつつあるかもしれません。

これは、ブログにコメントをくださる方、
そして研究会などで声をかけて下さる方々のご教示のお陰です。

本当に感謝申し上げます
また、本年も頑張って書いていきたいと思います。よろしくお願い申し上げます。

年明けからあまりよいニュースもないですねぇ・・・。

元来はマイナス思考で、グチが多い私ですが、
このブログではあまりそうしたところを出さないように、努力していきたいと思います。

今回は・・・

この神社はどこでしょう?

画像



海の近くにあります・・・。
私の「師匠」たちは一発で分かりました!

私は昨年までは全く見向きもしなかった神社です。

なぜか、この神社の近くで大変な学生生活を送られた方々と話をする機会に恵まれたので、
一度行ってみよう、と思い、行ってみました。
でも、案外、この近くで学生生活を送られた方々は、
この神社をゆっくり参拝するというゆとりが当時は中々なかったのではないか?と思います。

この神社に祀られているのは・・・
弟橘媛(オトタチバナヒメ)という方です。

この神社の近くで夫・日本武尊(ヤマトタケルノミコト)のために入水された方です。

この方の名を初めて聞いたのは、小学校4年の時でした。
「いったいお前はいくつじゃ?」と突っ込まれそうですね・・・。

学校の宿泊学習で鹿野山(千葉県君津市)に行った時、
現地の歴史を話してくださるボランティアの方から聞いたのです!

彼女が入水時に身に付けていた、櫛や袖が、千葉県に流れ着いたのだよと。
確かに、彼女にゆかりの地名(袖ヶ浦・木更津)が千葉県にはある・・・。

夫のために自分の命を捨てて、守ろうとされた方だ、ということだけはなぜか覚えていました。
なぜそうなったのか?までは知りませんでしたが。

また、漢字はどう書いたらいいのかなと思いました。メモを取るときに少し困りました。

実のところ、神話(古事記・日本書紀)を知らないのです・・・。
古事記を読んでみようとしましたが、最初のカタカナの長い名前で躓きました。
正直、苦手です。日本人なのに・・・。
その点、私の「師匠」たちは、詳しいです。
昨年、この書物を上梓されています。


誰も書かなかった神武天皇と卑弥呼の関係
高木書房
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踏査された神社一覧表が掲載されていますが、ほとんど私は知らないところばかりです。

時間と体力・記紀の知識がないと、きついと思います。

私は、小学校6年で初めて日本の通史を学んだのですが、石器時代からでした。
だからこの話とどうつながるのか理解が出来ませんでした。

その後も、受験日本史でもほとんど出てこない(教科書の脚注程度)なので、
語句は覚えても、因果関係が全く理解できていなかったのです。

偶然にも、皇后美智子さまが、この弟橘媛のお話、そして日本の神話について、
次のように語られていらっしゃいます。
何と深いのでしょう!


http://www.kunaicho.go.jp/okotoba/01/ibby/koen-h10sk-newdelhi.html

美智子さまは、疎開中にお父様が東京から本を持ってきてくれた本のなかで、この話を読まれたそうです。

「私は、自分が子供であったためか、民族の子供時代のようなこの太古の物語を、大変面白く読みました。

今、思うのですが、一国の神話や伝説は、正確な史実ではないかもしれませんが、
不思議とその民族を象徴します。
これに民話の世界を加えると、それぞれの国や地域の人々が、
どのような自然観や死生観をもっていたか、何を尊び、何を恐れたか、
どのような想像力をもっていたかなどが、うっすらとですが感じられます。・・・・
 
父のくれた古代の物語の中で、一つ忘れられない話がありました。
 
年代の確定できない、6世紀以前の一人の皇子の物語です。
日本武尊(ヤマトタケルノミコ)とよばれるこの皇子は、
父天皇(景行天皇)の命を受け、遠隔の反乱の地に赴いては、
これを平定して凱旋するのですが、
あたかもその皇子の力を恐れているかのように、
天皇は新たな任務を命じ、皇子に平穏な休息を与えません。
悲しい心を抱き、皇子は結局これが最後となる遠征に出かけます。
途中、海が荒れ、皇子の船は航路を閉ざされます。

この時、付き添っていた后・弟橘媛命(オトタチバナヒメノミコト)は、
自分が海に入り、海神の怒りを鎮めるので、
皇子はその使命を遂行し、覆奏(ふくそう)してほしい、と言い入水し、
皇子の船を目的地に向かわせます。この時、彼女は美しい別れの歌を詠います。

さねさし 相武(さがむ)の小野(をの)に 燃ゆる火の 火中(ほなか)に立ちて
問ひし君はも


この歌は、広い枯れ野を夫とともに通っていたとき、敵に火を放たれて九死に一生を得た際、

「あの時、燃え盛る火の中で、わたくしの安否を気遣ってくださいました君よ」という、

夫たるヤマトタケルの優しい気遣いに対する感謝の気持ちを詠ったものです。

悲しいいけにえの話は、それまでいくつか知ってはいました。
しかしこの物語の犠牲は少し違っていました。弟橘の言動には、
何と表現したらよいか、ヤマトタケルと任務を分かち合うような、
どこか意志的なものが感じられ、あまりに美しいものに思われました。

「いけにえ」というむごい運命を進んで自ら受け入れながら、
恐らくはこれまでの人生で、最も愛と感謝に満たされた瞬間の思い出を詠っていることに、
感銘という以上に強い衝撃を受けました。

はっきりとした言葉にならないまでも、愛と犠牲という二つのものが、
私の中で最も近いものとして、一つのものとして感じられた不思議な経験であったと思われます・・・」

※文章は人名など一部漢字を変えています。

私はこの文章に今回接する機会がありまして、
何となくですが、少し日本の神話に親しめるきっかけとなりそうな予感を持つことができました。

神話というと、「歴史的事実でない」と割り切ってきた世界にいましたが・・・。

道徳的に「他の人のために自分を犠牲にすることはよいことです!」
とか言われると正直反発したくなりますが、それだけではない。

自分からも進んで苦しみを分かち合うオトタチバナヒメの姿を、皇后陛下のこの文章から教わりました。

その弟橘媛ゆかりの神社と、その周辺にある軍人ゆかりの場を、Youtubeで動画にしてみました。




さて、どこでしょうか?
この地は、神話の時代から、この国の海の護りに強く関わってきたのですね。
いろいろな立場の方が・・・。
今回初めて知ることが多かったです。
特に近現代史関係で。

近くに行かれたら、是非お立ち寄りくださいね!

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
こんにちは。

寒い日が続きます。

「自己犠牲」の一言ですね。

古事記や日本書紀の地理の記述は勉強になります。「古代」の日本人は、詳細に地形を把握していたことが分かります。

うさぎの耳
2010/01/22 14:14
うさぎの耳様

毎日寒いです、任務に当たられている方々が
少しでもよい環境で力を発揮できますよう祈っています。

古事記や日本書紀の地理の記述は、私はこれまで見向きもしなかったところです。
>。「古代」の日本人は、詳細に地形を把握していたことが分かります。
もしかしたら、私の「師匠」たちはそれが分かっているのかも知れません。実際歩いているのだし。
業界(学会)からはあまり見向きもされない本かもしれないけど!私自身が古事記や日本書紀に親しむきっかけをある意味与えてくれた書物かもしれません。とはいっても、詳細に読めてませんが・・・(師匠!申し訳ないです!)
「自分以外、すべて我が師」と思い、謙虚でありたいと思います・・・。ああ、知らないことが多いなあと・・・。
動画の場所は横須賀ですが、あそこの山の中に海軍墓地があるのですが、そこは地元のおじさんでも知らないです(道を聞いたら分からなかった!)!市から委託された何と心あるボランティアの方が見回りをされていることを知りました。春に海上自衛隊の音楽隊の方々が慰霊祭に出席なさっているらしいですが・・・。
私はここはもう一度行きたいところで、ボランティアの方から近代の海軍の歴史の話を伺いながらお墓参りをしたいと思っています。
章姫
2010/01/23 00:00

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