海軍ゆかりの場と桜

先週は桜がとてもきれいでしたね




それで先日、私は以前から行きたかった場所の一つである

この建築を見に行きました。

画像



旧横須賀鎮守府長官官舎」です。


現在は「海上自衛隊横須賀地方総監部・田戸台分庁舎」として

桜の季節しか、一般公開されていないそうです。

以前は横須賀鎮守府長官という、連合艦隊司令長官要員の方の
官舎だったところなので、戦後アメリカのものとなり、
いまは、海上自衛隊の管轄になっています。

場所は、京急県立大学駅から徒歩15分ぐらいです。

木造平屋建ての洋風館と二階建ての和風館が接合された邸宅で、

洋風部分は英国住宅の特徴であるハーフティンバー

(柱をそのまま見せて、その間の壁を漆喰等で埋めたもの)

を基本にした、とんがり屋根が特徴の建物だということです。

ここに、大正2(1913)年以降、長官の方々が生活をなさったということです。

桜と英国は、何だか「日本海軍の伝統」を象徴しているような・・・

内部は、このような感じです。

執務室

画像



リビングルーム

画像


そのほか、和室もあります。

お客様が誰か、によって使う部屋が変わるのでしょう。

なぜ、高官の官舎は立派なのか?

これはタモちゃんが日々言われるように、

階級が上がると

対外的接触や接待の機会が多くなるから」ですね!

ちなみに、現航空幕僚長官舎は、かつての建川美次・陸軍中将が住んでいたらしいです。
一度見てみたいけれど・・・。冬は寒くて困るとタモちゃんが言っていたような。
(タモちゃんは、この建築物の由来とか、当時建川中将がどんな使い方をしていたのか
あまり気になさらないようです・・・。)

その相手の趣向がどうか、などまで気にして接待をするのが普通らしいです。

・・・気づかれしてしまいそう

官舎の中を見るに、家族の人間もいつも「気をつけ!」をして
いないといけない雰囲気がありそうですね。
ましてや、寝っ転がれるような感じではないですね。

すぐ近くに執務室があって、誰かが出入りをしている、という感じなので。

見学に行った時、海上自衛官の方が親切にしてくださり、
いろんなことを教えていただきました。
お忙しいところ、本当に感謝申し上げます

私はこの邸宅を見て、以前に見学したこの邸宅と似ているな~と思いました。

画像



こちらは、鎌倉市にあります、「旧華頂宮邸」です。

報国寺(竹の寺)の奥にあります。

「宮様の邸宅ではないか!」と思われるかもしれませんが、

実際は、華頂博信(かちょう・ひろのぶ)侯爵・海軍大佐

(伏見宮の子であるが、海軍兵学校第53期卒業後、
任官してから臣籍降下して侯爵となられた方です)

が住んでいた邸宅なのです。

ちなみに、彼の一期下、海軍兵学校第54期卒の有名軍人の一人に

寺井義守・海軍中佐(佐藤守空将のお義父さま)がいます!

何だかすごい繋がりを発見しました

この邸宅も、横須賀鎮守府長官邸と同様、ハーフティンバー様式ですね!

海軍は本当に英国とのつながりが深いなあと感じました。

さらに、海軍関係の方の住宅では、このようなのがあります。

東京都世田谷区奥沢に今でもあります。

大正期の建築です。
海軍の人の家らしい、と今回改めて思いました。


画像


平屋建てであまり大きな邸宅ではないですが、
玄関の入り口の装飾にこだわりがあるようです。

画像


桜と錨をあしらった装飾です。

こんなところにも、軍人さんのある人はこだわりを持っていたんだなあということに
気づかされました。


旧華頂宮邸と奥沢の海軍士官の住宅は、
以前作成した動画にも載せています。






横須賀周辺って、本当に面白いな~と思いました。
普通のツアーにないような、海軍関係をまわる
史跡めぐりとかやったら・・・受けるかなぁ。

多分、私ぐらい体力がなくても行けるハズ。
そんなにお金がかからず、心豊かな気持ちになれるハズ・・・。













この記事へのコメント

うさぎの耳
2010年05月29日 17:56
長の無沙汰すいません。

お疲れさまです。

人のつながりというのは意外なところにあるものですね。

日本では職業が社会的階級・階層を示す基準になりますが、イスラエルではイスラエル国防軍の階級(現役でも予備役でも)が社会的階級・階層を示す基準となるそうです。

日本:私、○○社に務めています。一緒ですね!!!
イスラエル:私、予備役大佐です。一緒ですね!!!

という具合だそうですよ。

自衛隊の場合、社会的に知られていないので社会階層を示す基準にならないことが多いですが…
2010年05月30日 22:29
うさぎの耳様
お久しぶりです~。

本当に人とのつながりは意外なところにあると痛感してます。
軍隊の階級って、日本以外の国では、その人のキャパ(何人ぐらいの部下を掌握できるか?)を見る基準になるように思うのです。
「あの人は師団長だから、大企業の社長ぐらい?」とか・・・。
人を階級で判断するのは悪だ、とかいうのはさておき、その人のキャパを把握する時に軍隊の階級に置き換えるのはわかりやすいと思うのですが・・・。
自衛隊の場合、様々な事情があるらしく、わかりにくいですよね。
佐藤守閣下がおっしゃってました。
シンガポールとかに行って(元空将として)国賓扱いを受けたあと、日航機のエコノミーにのり空港につくと、「ああ日本に帰ってきたなあ」とか。
私も実は自衛隊については知らないことが多いです(学んでいる最中です)。邸宅を案内してくださった自衛官の方は江田島で訓練を受けられたとのことで、てっきり防衛大卒かと思ったらそうではない・・・。
うさぎの耳
2010年06月06日 10:17
章姫さま

おはようございます。

 佐藤閣下の感想はよくわかります。海外では破格の扱いですからね。海上自衛隊の方はその辺をよくご存知だと思います。演習等で外国に寄港することが多いですから。

江田島には幹部学校もありますが海上自衛隊の術科学校(自衛隊の技術専門学校です。新兵教育後、此処に行きます)もあります。

幹部だけでなく様々な階級の兵隊さんがいますよ。
2010年06月06日 20:10
うさぎの耳様

こんばんは

江田島にもいろんな学校があるのですね。
ここに幹部候補生学校があることは知っていましたが。その方は叩き上げで幹部に登用された方だそうで、すごいと思いました。カッター訓練(これは私の「師匠」たちからの聞きかじり知識で話題にした)のこともご存じでしたので、てっきり防衛大かと思ったら、江田島で訓練を受けられたとのことでした。
江田島は海上自衛隊の「聖地」なんですね。
あと横須賀・佐世保・舞鶴とかですか?昔の建築が残っていそうで写真撮りに行きたいかも。普通見落としてしまいがちなものを見たいし、撮影したいですね!
陸上だと第一空挺団のある習志野とかですか?航空自衛隊なら、どこでしょう?築城・浜松とか百里・三沢、松島ですか?(何だかあの方の勤務地で思いついたものを列挙しただけのような・・・退官までに24回だか人事異動なさったらしい・・・正確な数字ではないですが・・・)

この記事へのトラックバック