陸上自衛隊・都城駐屯地からのお手紙

数日前のことです。

私の家のポストに一通の封書がありました・・・。


陸上自衛隊・都城駐屯地
 
 第四十三普通科連隊長兼ねて駐屯地司令 

 九鬼 東一

という・・・。


お手紙の内容は、以下の通りでした。


「謹啓

 盛夏の候、章姫様におかれましては、ますますご清祥のこととおよろこび申しあげます。
 
 今回の口蹄疫における都城駐屯地の災害派遣に際しましては、派遣に関するご理解と

 心温まる激励を賜り、厚く御礼申し上げます。

  五月一日から、災害派遣の活動に従事し、また五月一八日には宮崎県に非常事態が
 
 宣言される中、我々自衛隊が今まで経験した事がない防疫派遣となりましたが、

 約三ヶ月間はまさに、隊員一人一人が「がんばろう宮崎!」を胸に

 郷土部隊として、県民とともに、早期の終息を願い一心不乱に活動しながらも、

 たくさんの方々の支援を頂戴しつつ任務を達成できたものと感じております。

  私たち、都城駐屯地の隊員は、これからも皆様方の御期待に応えるべく隊務に

 精進し、精強部隊の育成に邁進する所存でありますので、引きつづき変わらぬ
 
 ご支援とご協力を賜りますようお願い申し上げます。

  末筆ながら、章姫様のますますのご健勝とご多幸をお祈り申し上げ、お礼と
 
 させていただきます。                         謹 言


  平成二十二年七月吉日

天奉院章姫 様

                    第四十三普通科連隊長
                    兼都城駐屯地司令

                  一等陸佐  九 鬼  東 一

 ※「天奉院章姫」の部分など、原本は私の本名になっています。

私は、実は宮崎には行ったことがありませんでした。
口蹄疫の件についても、インターネットで知る情報しか知らず、

ある時に雑誌の冒頭写真にあったのを見て、思わず目をそらしてしまいました。

この件に関して、本当に農家の方々のお気持ち、どれだけつらかっただろうと思います。

何十年もともに生きてきた「我が子」を手にかけなければならない・・・。

正直見ていられなかったのです。

今回の件で被害を受けた農家の方々がこれ以上傷つくことがありませんように・・・
そして命を失った牛たちの冥福を祈ります。

そのような状況の中で、国からの命令が出れば任務を確実に遂行する立場になるのが
自衛隊の隊員の方々です。

今回は陸上自衛隊・都城駐屯地の隊員の皆さまがその立場でした。

私は、このことを、宇都隆史・参議院議員のブログ

ことら大尉のハート録」で知りました。

http://ameblo.jp/captain-kotora/entry-10561914354.html

宇都さんのブログによると、都城駐屯地と地域の方々との関係は
とても良いのに、事が事だけに信頼関係が悪化しないかと心配だと
いうことが書かれており、
そんなときには、
ガンバ・レター」が

隊員たちの栄養剤になる、とあり
駐屯地の住所が書いてあったので、

せめて葉書の一枚でも・・・という気持ちで出したところ、

二度も丁寧なお手紙をいただいたのです

私は宇都隆史さんのこのエントリーを見て思ったのは、
「日航機墜落事故」の時のように、
マスコミと自衛隊とのトラブルになったらいけない!ということでした。

私自身は小さい存在ですが、せめて「ガンバ・レター」を出すことで
少しでも良くなるなら・・・と思いました。

私が好きなカトリックの聖人(私は洗礼受けていないですが・・・)
に「小さき花のテレーズ」という方がいます。

彼女は「自分の最も普通の行動・・・例えば一本のピンを拾い上げることでも・・・
愛を込めることで何かを良い方向に変えることができる」(正確な言葉はわかりません)
といい、それを実行していました。

ただし、フランスのある小さな修道院内での単調な生活の中だけでしたが・・・



それに倣って、せめて「ガンバ・レター」が、
テレーズのいう「一本のピン」となることを
願ったのです。
だから、お返事など期待していませんでした。


また、私は最近になって、佐藤守空将のブログや講演、そして『丸』での連載
を読むようになり、当時の航空自衛隊広報室長としてつらい思いをされた
ことを知りました。

佐藤守空将(当時は一等空佐)だけでなく、
御巣鷹山で救助にあたった航空・陸上自衛隊に関してもマスコミがあまり
取り上げなかったこと、学者やマスコミ人が自衛隊の対応に対して
トンチンカンなことを言ったことで、当時の広報室長が反論したら
大騒動になったことを知ったからです。



そういえば、今回の口蹄疫に関する自衛隊の活動について、
あまり報道されていないように思います。

私の知るところでは、田母神空将の『アサヒ芸能』での連載「田母神大学校」ぐらいでしょうか。

だからせめて、今回、第四十三連隊長からの手紙をご紹介することで、

今回の自衛隊の果たした役割を知っていただきたいと思いました。


また、私が口蹄疫に対する自衛隊の果たした任務について教えてくださった
宇都隆史さんが、先日の参議院議員に当選なさいました。

私自身は、宇都さんのことを知りませんでした。

「田母神論文と自衛官の名誉を考える会」などで、宇都さんの事を知り、
防衛問題に強い方が議員に当選してほしい、と思い、
「考える会」の中で、「考え」ながら、応援するようになりました。

宇都さんのような議員さんが増えることで、もしかしたら
こうした災害に対する国としての対応も違ったものになるかも知れない・・・。
と、思っています。


宇都隆史さんの初登院の様子です。





※個人的には、選挙活動中の動画もイイ!と思います。
(本当に選挙活動中は大変なんだなあと思います。
 防衛大を出ている方でも体調を崩されることもあるのだなあ!?と思いました)

追記:九鬼東一・一等陸佐について

   九鬼一佐は1986年に防衛大をご卒業され、自ら九州勤務を志願し、
   今回の赴任になったらしいです。
   「九州人が好きだから」と。
   今回の件についても、最大限、宮崎の方々とともにあろうと
   努力なさったのだろうなと思います。
   
   今回の件で、私は「九鬼東一・一等陸佐」という方を新たに知ることができました。








迷彩戦闘服3型T10-6000
戦人-senjin-
*特徴*生地について一年中恒常勤務で着用可能な軽くて楽チン・早乾き迷彩服です☆【迷彩プリント】従来の

楽天市場 by 迷彩戦闘服3型T10-6000 の詳しい情報を見る / ウェブリブログ商品ポータル




特価品ちょっと便利やん3メッシュタイプ
戦人-senjin-
一年中恒常勤務で着用可能な軽くて楽々、早乾き迷彩服です。■特徴・生地について■1.【迷彩プリント】従

楽天市場 by 特価品ちょっと便利やん3メッシュタイプ の詳しい情報を見る / ウェブリブログ商品ポータル

この記事へのコメント

うさぎの耳
2010年08月14日 14:53
章姫さま

ありがとうございました。ガンバ・レターは自衛官の方たちへのなによりの励ましです。
 自衛隊はあまりにも世間の視線を気にしすぎて広報に奥手な面があると思います。ガンバ・レター、そしてそのことがブログで公開されたことで、自衛隊への理解をより多くの方が深めてほしいですね(゜゜ゝゝ敬礼

2010年08月14日 18:42
うさぎの耳様
いえいえ、本当に小さな「気持ち」です・・・。
本来ならば、自衛隊の方はそんな世間の目を気にしないで国のために頑張ってほしいと思います・・・。世間の目を気にしていたら、森真一さんなどの学者がいうところの「やさしさ」「思いやり」の暴力にやられてしまうと思います。現実自衛隊は世間からみたら「やさしくない」側面が多々あるのは当然。「やさしさ」「思いやり」の暴力には多分弱いはず・・・。
だからこそ、一般の小さい私は「ガンバ・レター」を公表した次第です。
先日佐藤閣下の独演会で、閣下が、「そんなに愛される自衛隊、など目指さなくてよいのに」とおっしゃっていました。これ中々言いにくい言葉だと思うのです。
マイナーとは思いますが、シスター渡辺和子さん(あの渡辺錠太郎大将の次女)が、『美しい人』というエッセイ集(昭和48年初版)で
「一億総阿ね」状態になっていることを指摘なさっていました。修道者も(生活が特別だからと)民間の人と同じになろうとしなくていい。むしろ民間の人以上に目に見えないものと闘っている者として、世に直接は役に立たないかもだけど精神的なよりどころとしてくれたらよい」のようなことを言っていました。
シスターの世界と軍隊の世界もまた似ていますね!目に見えないものと、直接見えるものに対して、世の評価によらず対峙するという使命がある点で・・・。

(゜゜ゝゝ敬礼

この記事へのトラックバック