香港・広東方面の帝国陸軍

前回のエントリーでは、昭和20年初めの支那戦線状況について
ざっくり説明しました。

当時の陸軍が最優先していたのは。

連合国軍の上陸をいかに阻止するかということであったと



ところで近藤中将は、昭和18年から台湾軍参謀長をつとめ、昭和19年から、独立混成第19旅団長
をつとめており、汕頭 (現在の広東省東部)にて防衛の任務にあたっていました。

先の連合国軍上陸戦に備え、この独立混成第19旅団は、昭和20年4月に
師団 に格上げされて、
第130師団となり、近藤中将も師団長となりました。

この師団は第23軍の隷下部隊でした。

この第23軍というのは、開戦時に香港攻略した軍であり、
司令官は香港占領地総督も兼ねていました。(これは昭和19年12月より)

当時の第23軍司令官は、田中久一(ひさかず)中将(陸士22期、陸大30期)でした。

第23軍隷下部隊の会同後に、司令官を中心に撮影された写真があります。(昭和20年6月)

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どこかの大きな建物を使用し、隷下部隊長があつまって意見交換をしたあとに
写真をとったものでしょう。
このような写真を見て、知っている方の姿を見つけると
何だかうれしくなってしまうのです

現世で姿を見たことはないのですが・・・。

「この人とこの人は近くで働いていたんだーーーーー」って。

残念ながら、山下大将が軍司令官時のフィリピンでは
このような写真はありませんでした。
・・・ということは、このような会同ができるぐらい、
フィリピンなどよりはゆとりがあったのだと
思います。

当時の第23軍の隷下部隊はこのようなものでありました。
(作成:天奉院章姫)

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この記事へのコメント

2011年11月07日 23:51
この組織図、お上手でらっしゃる。
こんなのをさらっと仕上げちゃうところも、章姫さまの腕のたしかさではないかと。
それと、これも枝葉のことですが、「この人とこの人は近くで働いていたんだーーーーー」っやつ。お気持ち、よくわかります。
ある人物とまた別のある人物をそれぞれ個別に調べていたのに、両者は接触があったんだって知った時の心地よい衝撃はたまりませんよね。
香港・広東方面ではかような写真があったとは。まあだからと言って、牧歌的だったわけでもないのでしょうが、当時、どこにいても閉塞感しか抱けなかったかの認識は改めなきゃなんてことを思ったものでした。
ありがとうございました。勉強になります。
2011年11月08日 00:14
ナツオさま
ありがとうございます。
この図は、パワーポイントのスマートアートを使い、図として保存したものです。
この写真は、『戦史叢書』に掲載されていたものです。牧歌的ではなかったですが、フィリピン(餓死多発)よりはましな治安戦だったと思います。こちらこそ、コメントありがとうございます!

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